大学院が新しい体制に変わりました

  1. 3つのポリシーが変更されました(令和2年度より)
    大学院の新しい体制に合わせ、3つのポリシー(アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー)も変更しました。
  2. 博士課程に2つの講義科目を設けました(令和2年4月より)
    社会福祉学の学びと人間福祉学の幅広い領域の学びの基礎課程として博士課程に2つの講義科目、「人間福祉学特殊講義A」と「人間福祉学特殊講義B」を設けました。「人間福祉学特殊講義A」は、人間福祉学のコアとなる社会福祉学および関連領域を中心に講義します。「人間福祉学特殊講義B」は、教育学、医学・医療科学、保健・体育学分野など周辺領域を中心に講義します。
  3. 学位の名称は「人間福祉学」に変更になりました(令和2年9月より)
    研究科の名称は2001年の大学院開設当初から「人間福祉学研究科」でした。しかし、学位の名称は令和1年度まで「社会福祉学」でした。開設当初はまだ「人間福祉学」という名称が普及しておらず、既存の分野としての「社会福祉学」が選択された経緯がありました。「人間福祉学」の名称は「社会福祉学」の資産を受け継ぎつつ、社会福祉学の枠を超える学際的研究のできる広い視点を重視する概念として本学が他学に先駆けて用いたものでした。今日では「人間福祉学」の名称が定着してきておりますので、研究科の名称に合わせ令和2年度より学位の名称も「人間福祉学」に変更しました。研究科の目指してきた学際的研究の理念が変更されたわけではありませんが、学位の名称の変更に伴い、大学院人間福祉学研究科も新しい時代を迎えたと言えます。
  4. 学位の基準が変更になりました(令和3年3月より)
    [修士課程]
    ・分量および書式・注記・文献リストなどの形式的要件が適切であること。
    ・研究テーマの設定が適切であり、学問的意義があること。  
    ・先行研究のレビューが適切に行われ、自身の研究テーマがその中に位置づけられていること。  
    ・研究方法、統計的処理、分析、文献や資料の引用方法などが適切であること。 
    ・研究の意義、成果、課題について簡潔に説明できること。
    ・論述内容に新たな知見(学術誌掲載論文1編以上相当)が含まれており、研究目的に沿った結論が導かれていること。 
    ・研究倫理について理解し、遵守されていること。

    [博士課程]
    ・分量および書式・注記・文献リストなどの形式的要件が適切であること。
    ・研究テーマの設定が適切であり、学問的意義があること。
    ・先行研究のレビューが適切に行われ、自身の研究テーマがその中に位置づけられていること。
    ・研究方法、統計的処理、分析、文献や資料の引用方法などが適切であること。
    ・論文の体系に整合性があり、一貫性が保たれていること。
    ・論述内容に新たな知見(学術誌掲載論文2編以上相当)が含まれており、学術界の進展に寄与するものであること。
    ・研究倫理について理解し、遵守されていること。