大学生のこころの健康を考えるワークショップを開催しました

ワークショップの様子
 岐阜県と中部学院大学が連携し、2022年11月10日(木)に「大学生のこころの健康を考えるワークショップ」(第1回)を開催しました。
この事業は岐阜県の若年層に対する自殺対策事業の一環として行われるものです。
 今回は人間福祉学科2年生の16名が参加し、大学生の目線で自分たちのこころの健康や不調に目を向け、自分や他者のこころの不調とそのサインについて知り、大学生のこころの健康について考える機会としました。グループワークを交え、これまであまり向き合うことのなかった自分と他者のこころの健康や不調を感じるときのことについて自分に向き合う作業とグループでの意見交換が行われました。






参加学生からは次のような感想がありました。
・自分のしんどい時の気持ちに向き合うきっかけになった。
・普段自分の感情に目を向けないので、無意識にやっていたことに目を向けることができた。
・これまでこころの不調や自殺についてはデリケートで目を向けづらかったけれど考えるきっかけになった。
・他の人は一見悩みがないように見えても、人それぞれいろいろな悩みがあるのだと感じた。
・他の人の意見を聞き、考えを知ることができたのでとても面白く楽しくできた。
・保健師として専門的に働く人たちと実際に関わることができてとてもよかった。

このワークショップは全2回の連続講座です。
次回は、今回の取り組みを踏まえ、自分や他者の不調のサインに気が付いた時、どのように対処・対応することができるのかについて体験的に学びます。
岐阜県健康福祉部保健医療課挨拶

1.岐阜県健康福祉部保健医療課 本事業の担当者様よりご挨拶いただきました。

岐阜県健康福祉部保健医療課及び精神保健福祉センター挨拶の様子

2.岐阜県健康福祉部保健医療課及び精神保健福祉センターより保健師等の方々にお越しいただき、グループワークのファシリテーターや運営面で大変お世話になりました。

岐阜自死遺族の会代表が学生にメッセージを送る様子

3.岐阜自死遺族の会 千の風の会代表より大学生へ向けたメッセージをいただきました。

意見交換の様子1

4.まず、ウォーミングアップを兼ねて「自分のこころの不調を表す言葉」について出し合い、意見交換をしました。

意見交換の様子2

5.次に、こころの不調時の要因や背景について、さらに不調を感じたときにどのような変化や兆候があるかについて考えました。

意見交換の結果を発表する様子

6.グループワークでの意見交換を踏まえ、新たな気づきや印象的だった内容などについて発表し、他のグループと共有しました。

講義の様子

7.グループワークのまとめとして大学生が抱えやすいストレスやその特徴、こころの健康や不調に目を向ける必要があることなどを学びました。

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