人間福祉専門演習Ⅰ(3年ゼミ)が岐阜県庁見学および議会傍聴に行きました

新しくなった議場
 6月29日(木)、人間福祉専門演習Ⅰでは、ゼミ合同で、岐阜県庁の見学に行きました。目的は、「行政機関を見学することにより、福祉に対しての見識を深める」です。この企画は、①ゼミ学生交流行事として、②卒業研究の題材として、③卒業後進路選択の一助となるよう、学生が主体となり運営しました。今年1月に新しくなった議会棟や県庁舎を見て、学生たちからは感嘆の声があがり、興味津々な様子でした。まずは、議会棟に行き、議会を初めて傍聴しました。厳粛な雰囲気の議場で、県の様々な課題について議員が答弁していました。









傍聴時の議題は、身近な話題である「新型コロナウイルスワクチン接種後の後遺症」についてでした。学生たちは大いなる関心を寄せ真剣に聴いていました。その後、新庁舎を見学しました。20階展望ロビーに行き360度の景色を見渡しました。ロビーからの眺望は絶景で、岐阜の街並み、山や川の自然を一望できました。ロビー内は県産材の木が使われており清らかな印象でした。この経験が学生たちの成長に繋がること、卒業後の「なりたい自分」を考える契機になることを期待します。

以下は、参加した学生の感想です。                                                 <岐阜県庁見学および議会傍聴について感想> 今回の議会傍聴では県民が抱える様々な社会問題を解決しようと議員の方々が話し合う姿を見て、県民に寄り添い県民が生活しやすい暮らしを考えられていると感じた。特にコロナワクチンの副作用についての質疑応答の場面では、実際に副反応を引き起こした国民の症例や医療現場の実態などについて詳しく述べられており、県民の声をしっかりと聞き自分の考えを訴えていた。  この事から県民の生活やコロナウイルスの症状などのあらゆる社会問題を重視している事が分かった。議会の問答では他にもパートナーシップ制度の導入についてやSDGs、マイナンバーカードと保険証の一体化、花粉発生源など国と国民が抱える細かい様々な社会問題について議論をされていた。特にパートナーシップ制度の導入については多様化が最近の社会では求められているため、なるべく迅速に問題の解決に至って欲しいと考えた。今回の岐阜県庁見学は普段の生活では見ることの出来ない貴重な体験であったため、卒論を完成させるために今後も社会福祉の問題について調べられるように取り組みたい。
議会棟へはいります
議会傍聴の前に注意事項などの説明を受けました
静かに傍聴席に座りました
議員の答弁を真剣に聴きました
新庁舎20階の展望ロビーに行きました
金華山がみえます。すばらしい眺望です。
ロビーで寛ぎました
展望ロビーで記念撮影