2023.11.18
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全国手話スピーチコンテストを開催しました
11月18日(土)各務原キャンパスにおいて「2023年度 中部学院全国手話スピーチコンテスト」を開催しました。
これまで「中部手話スピーチコンテスト」として、聴者と聴覚障がい者の共生が実現できる社会を目指し、手話の普及と聴覚障がい者福祉の推進を図ることを目的として開催されてきました。昨年度の「30周年記念講演会」を節目に名称を変更し全国へ規模を拡大、大会長として早瀬憲太郎氏をお招きし開催しました。
本コンテストでは、「手話スピーチ部門」と「手話パフォーマンス部門」の2部門に分かれて発表を行います。コンテストではおよそ180名の観客を前に、「手話スピーチ部門」に6名、「手話パフォーマンス部門」には6組(個人2名、グループ4団体)が出場しました。
『手話スピーチ部門』は「夢・家族・街自慢・SDGs」の4つのテーマから「夢」を選択される出場者が多く、看護師や保育士になるための将来への思いや社会への思いを発表されました。『手話パフォーマンス部門』は手作りの道具で物語を発表したり、最近の歌謡曲を「手話うた」で表現したり、様々な工夫を凝らして発表されました。素晴らしい発表内容に審査員や観客からは称賛の声をいただきました。
また、本学手話サークルの卒業生と一緒に、来場者全員で手話に挑戦する「ミニ手話講座」を行いました。定番の「拍手」「おめでとう」「おつかれさま」「ありがとう」や「おめでとう」によく似た動きの「新しい」などの手話を学び、早速学んだ手話を使って発表者の皆さんを応援しました。
記念講演では、2025年に東京で開催される「デフリンピック」についてのPR動画の視聴と、早瀬憲太郎氏による「デフリンピックの先にある社会のカタチ」のテーマのもと講演をいただきました。ご自身の経験をユーモア交えた内容でお話になり、とても分かりやすく楽しい時間となりました。
【コンテスト結果】 入賞者 氏 名 発表タイトル 知事特別賞 井村 彩乃 (桜花学園高等学校) なりたい自分 各務原市長賞 しゅわっぽん (一般) 北風と太陽 優秀賞 (手話スピーチ部門) 松村 歩美 (田鶴浜高等学校) 色々な人との交流が 夢を決める1歩に 優秀賞 (手話パフォーマンス部門) Happiness (桜花学園高等学校) RPG 奨励賞 (手話スピーチ部門) 上村 優芽 (桜花学園高等学校) 高校生活で学んだ 自分を成長させる方法 奨励賞 (手話パフォーマンス部門) 諸岡 美和 (一般) 世界は想いでできている 会場特別賞 Happiness (桜花学園高等学校) RPG