実習特別講習会!保育の玉手箱~保育の流れを体験し実習に臨もう!~

 子ども教育学科 幼稚園教諭・保育士コース1年生は、約1か月後に初めての幼稚園教育実習を控えています。12月15日(金)冬休み前の最後の実習指導では、「保育の玉手箱~保育の流れを体験し実習に臨もう!」と題して、保育者の永瀬あつ子先生・堀千佳先生・野々村映子先生の3名の先生やピアニストの先生にも講師にお招きしました。 
 今回は、講話中心ではなく、朝の歌から帰りの歌までを通して、地域の先生方に保育実践をしていただき、学生は子どもになった気持ちで保育に参加する形をとりました。先生方の保育実践の中には、実習や部分実習で役立つであろう「保育のネタ」や「環境構成の工夫」が散りばめられており、学生は自身も楽しく参加しながら、言葉掛けや材料、工夫などを思い思いにメモしました。カードを用いた言葉遊びや、楽器を用いた遊び、散歩へ行きながらピアノの音に合わせて体を動かすリトミック遊びなど、生のピアノ演奏の音色の中で多くの遊びに取り組みました。先生方からは、実践の後は、発達に応じたポイントや、保育のねらいが語られました。また、ネズミくんのチョッキの話では、役になりきり、自作のキャラクターで演じる先生方の姿や雰囲気から、絵本の世界観に入り込み、保育者に必要な表現力も肌で感じたことと思います。きっと今まで座学で学んだことが、現場の実践と結びつき、実習への期待に変わっていったのではないでしょうか。永瀬先生は「実習は楽しいことばかりではない」と語られつつも、子どもの反応や子どもと関わることの喜びについて熱く語られ「私たちは保育を志すチームです!ともに頑張りましょう!」と学生たちにメッセージを送ってくださいました。きっと不安も大きいことと思いますが、冬休みがあけ、それぞれが力強く実習に臨み、素敵な「お土産」を持って大学に戻ってくる日を楽しみに待ちたいと思います。そして、まだまだ保育の玉手箱とはいかないまでも、多くの保育の引き出しが作れると良いと願っています。
 中部学院大学教育学部の本学科では、こうした現場の保育者との関わりや実践を大切に、実習にむけて学習を進めています。学生の育ちが楽しみです。                      

講習会が始まります!

今回はピアノの生演奏です。でも弾けなくても心配はいりませんよ。

朝の歌!ペアを見つけて振り付けがあります!

さかさ言葉ゲームです。

ネズミくんのチョッキ!演じ方の工夫はどうでしょう?

最後はパズルの仕掛けがあり、学生も参加しました。

歩いていると緊急地震速報の音が!!どんなポーズをしましょうか。

最後はみんなで手をつないで大きな丸を作りました。ワンチームです!

自分なりに遊びの引き出しを作るためにメモをとっていきます。

「袋の中に」という遊びです。中には何が入ってるかイメージを膨らませて!

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