社会福祉法人  障がい者支援施設 施設長
社会福祉法人  障がい者支援施設 施設長

社会福祉法人  障がい者支援施設 施設長

高橋 賴太 TAKASHASHI Raita

人間福祉学部 健康福祉学科(現 人間福祉学科)卒業

就職先:社会福祉法人 婦人の園 障がい者支援施設 インマヌエル

障がい者という言葉は好きじゃない、変えたい。
そこにつながっていくことをいろいろやっていきたい。

この仕事くらい自由な仕事はない。利用者さんのやりたいことと、僕らの支援したいがマッチすれば何でもできる。
彼らと一緒なら何でもなれる、やれる。そこが面白い、やりがいがあります。
福祉は人と関わる仕事だから。

高校時代 STORY_01

大学入学前に考えていたことは

小学校・中学校とみんなと同じ枠にはまっていくのが嫌で反発ばかりしていました。先生からすると僕は厄介もの、高校進学時は願書を返されるほどの問題児でした。受け入れてくれた高校で福祉コースに進学。そこで生徒指導の先生が僕を頼ってくれた、生徒会など任せてくれたんです。それで、勉強するようになりました。指定校推薦のある中部学院大学のオープンキャンパスに行き、そこである先生の模擬講座を受けたら、話がけた違いに素晴らしくて。この人のいる大学で学びたいと思い入学を決意、その先生のもとで学びたくて大学院まで進みました。

大学時代 STORY_02

大学時代に力を入れてきたことは

大学ではバスケットボールばかりやろうと思っていましたが 途中部活の先生から”生徒会の会長選挙あるから出ろ。学生会変えたいんだよ”と請われて出馬し当選しました。学生会活動も入ると色々やりたくなっちゃう性分。大学祭は三日間開催しました。当時「B☆DASH(ビーダッシュ)」という活発なサークルがあり、彼らを巻き込んで共に色々なイベントをやりました。 
クリスマスツリーも作ったんです。キリスト教を母体にした大学なのでクリスマスを盛り上げよう、自分で選んだ大学なんだから楽しんで欲しい。シンボルを作ることで学生にこの大学を好きになって欲しかったんです。そういうことに時間使えるのが学生時代のいい所だから。自分たちで7mのツリーを連日夜中までかかって作り上げました。

大学在学中に好きだったスポット、思い出のあるところ

CHECK!

関キャンパス8号館前広場

関キャンパス8号館前広場

当時は8号館前に広場があったんです。建物前の階段とか、当時はいまの学食もなかったのでだいたいみんなこの辺りに集まっていました。いろんな人と出会い、いろんな体験ができた。すべての始まりの場所です。

大学時代 STORY_03

いまの仕事に至るまでの経緯は

高校に入って生徒指導の先生から”生徒会に関われ”、と無理やり引っ張られて手伝わされたのが結果良かった。僕にできることをまかせてくれたのが嬉しかったんです。教員とは人を支え寄り添うことができる仕事、その人らしく頑張れる支えになれるんだな、と思い教師を志しました。高校の非常勤講師を経験後、人材派遣会社勤務を経て今の施設でアルバイトを始めました。皆と一緒にやることが楽しいので改善点など色々と目についてきて、他の職員とあれこれ模索しているうちに施設長を任されました。

現在 STORY_04

これからの夢

脱施設。究極、「ここをホテルにしよう」というイメージを持っているんです。この仕事くらい自由な仕事はありません。彼らのやりたい、僕らの支援したいがマッチすれば何でもできる。私の地元では「大道芸ワールドカップ」という大きな大会があるんです。そのための市民講座があり利用者さんと受講し、会場を盛り上げる市民クラウンとしてピエロ姿で活躍しました。利用者さんと一緒なら何にでもなれる、やれる。そこが面白いやりがいがある。利用者さんへは自分たちが視野を広げていかないと、応えてあげる引き出しができません。なので職員にも興味のある研修に行って、いろいろ経験してもらっています。

MESSAGE

医療の現場は臨床がいっぱいあるけど、福祉は臨床少ないんじゃないかと思うんです。中部学院は学生が考えたことを実践できる場。ゼミの中で自分たちが考えたご年配、子ども、障がい者の方への支援、やってみたいことを、大学は全面的にバックアップしてくれます。学生同士や先生ともタッグを組んで。そうすると、大学はもっと楽しい場になります。学び舎の中から出た学生が、もっと現場で活躍できるようにと願っています。

受験生に一言

受験生に一言

未来のわたしが、ここにいる。

オープンキャンパス・個別相談会

オープンャンパス情報はこちらへ。予約制のオンライン個別相談会ではZoom(ズーム)を使って気軽にご相談できます。学科、入試、進路、学費・奨学金などについて1対1でゆっくりお話できます。