2024.06.26
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現代福祉マネジメント第6回「“無口な男”が、指先と顔面で語る!? 『だ~れも教えてくんない 現代福祉の基礎知識(本当)』」
今回は脳性麻痺で言語障害、体幹傷害など重度の障害を持っておられる曽我部さん(通称:そがちゃん)にお話を頂きました。1コマの授業をどのようにされるか心配でしたがデジタル音声や過去の写真・動画を組み合わせ見事な発表でした。体験や生き方から出てくる言葉はとても重みがあり、学生たちは感動を頂きました。会場には地域の方々も聴講され中には「曽我部さんの追っかけです!」という方も来られました。いつものようにその一部をご紹介します。
人間福祉学部 2年生 堀部桃子さん
生まれながらの脳性麻痺で、小さい頃から指先と表情で会話をしてきた。タイプライターは体の一部で、自分の意思を文字盤で伝えている。タイプアートを長年行い、タイプアートを通して曽我部さんが伝えたかったことは、健常者から「障害者はこんなにもできるんだ」ではなく、「障害者だからこれだけできるんだ」障害者だから頑張れるんだ、と言われるようになりたいということ。心で伝えたことは心でしか受けられない。「発心夢体 遊-YOU-」は曽我部さんがつけた言葉。曽我部さんが健常者に負けないところは「想像力」で、歌にのせてよく心の中で熱唱している。自分の話を聞いている人が本当に話を聞いているのか顔を見たら分かる。身体の自由が心の自由を縛ることはない。
人間福祉学部 3年生 山田嶺旺さん
私は今回の講義を通じて、言葉に頼らずとも多くの言葉を伝えられることを学びました。曽我部さんの動きや表情からは、言葉以上に豊かな感情や意図が感じ取れ、非現語コミュニケーションの持つ力に驚かされました。言葉が通じない場面や文化の違いがある場面でも、これらの技術は非常に有効であると感じました。また、日常生活や舞台での表現力を向上させるために、彼の教えを活かしていきたいと思います。コミュニケーションの新たな可能性を見出し、自分自身の表現方法を見直す良い機会となりました。
私は今回の講義を通じて、言葉に頼らずとも多くの言葉を伝えられることを学びました。曽我部さんの動きや表情からは、言葉以上に豊かな感情や意図が感じ取れ、非現語コミュニケーションの持つ力に驚かされました。言葉が通じない場面や文化の違いがある場面でも、これらの技術は非常に有効であると感じました。また、日常生活や舞台での表現力を向上させるために、彼の教えを活かしていきたいと思います。コミュニケーションの新たな可能性を見出し、自分自身の表現方法を見直す良い機会となりました。
※ 次回第7回は7月3日(水) 10:50~12:20 2110教室 【公開授業】
「真の幸せを求めて~物心両面の豊かさ」 株式会社サーバント
代表取締社長 千住敏晃氏
明誠義塾高等学院 佐々木明人氏
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