「みんなで作ろう大きな絵」の実践をしました!

 子ども教育学科 幼稚園教諭・保育士コース1年生の「幼児と環境」の授業では、子どもが身の周りの環境に関わる中で、環境からどのようなメッセージを受け取り、そこからどんな経験が生まれ、遊び、育ちへと繋がっていくのかを半期かけて考えてきました。最終授業では、大きな白い紙に4グループに分かれて絵を描く実践を行いました。学生は好きな「一色」のクレヨンしか持っていません。時間の経過に伴い活動を変化させ、次は2つのグループの絵を繋ぎ合わせ、また時間が立つと4グループ全ての絵を繋ぎ合わせ、最終的には全員で1枚の大きな絵に関わることを楽しみました。自分は一色しか持っていないため「ここをこの色で塗ってくれるだろう」「ここに描いてくれるだろう」と友達を信じ、また友達と相談したり、工夫したりする姿が見られました。まさにこうした姿こそ、遊びの中で子どもが普段から経験し、生きていく上で必要な人間関係力や工夫する力、表現力、補い合う力などの育ちに繋がるのだと思います。最後には、この遊びからどのような「育ち」が子どもにあるかをみんなで考え、最終の授業を終えました。このように自分たちも楽しく、遊びを通して、「子どもなら」と子ども目線で考えられる保育者に育ってほしいと願っています。

2枚に繋がりました。色も友達も増えます!

4つに繋げて大きな絵!みんなで記念撮影!

関連情報

ふぞく幼稚園「親子わくわく教室」で初めての実践を行いました!

ふぞく幼稚園「親子わくわく教室」で初めての実践を行いました!

過疎の街で、子どもの楽しみを育み、サポートする

過疎の街で、子どもの楽しみを育み、サポートする

地域子育て支援実習履修者がラ・ルーラ(子ども家庭支援センター)の夏祭りを企画/運営

地域子育て支援実習履修者がラ・ルーラ(子ども家庭支援センター)の夏祭りを企画/運営